2006年05月
(2006.5.30 tue )

こんなの一生に1回しかない。。。
いや1回限りにしなければ。。。

アメリカ出発前夜、パスポートを見たら、
有効期限が 27 MAR 2006
なんと期限切れ!!

「えーーーーーーーっ!?」

もう頭は真っ白。何も考えられませんでした。

もちろん飛行機はキャンセル。もう1度パスポートを申請して、
受け取るまでは飛び立つ事はできません><
これまで、こーんなに大きな失敗をした事ないだけに、
自分がミスをした事に大ショック!
10年パスポートに切り替えてから、“更新”という行為を忘れていました。
このロングタイムパスポート。
スタートしてから10年の最初の切り替えが、ここ3,4年にあたるそうで。
もう少し、気にするべきだったな。。。

反省しかり。

とりあえず、パスポートを申請して、あとは出来上がるのを待つばかり。

本当は落ち込むべきところなんだけど、今回のこの事件にあたり
凄く優しく親身になって対応してもらえる事が多くて、なんだかその優しさに触れた事のほうが自分にとって大きかった気がします。

私は普段、人に優しくできているのかな。。。

色々な事を考えさせられる、今回の騒動でした。

(2006.5.18 thu )


早く次の更新をしなくちゃ、と思いは常にあり、写真やネタは沢山ためていたんですが。。。

今日1日の出来事で書きたい事があったので、かなり順番を飛ばして今日の事を書くことにしました。

で、今日は私がレギュラーでやっている、有線放送キャンシステムのフリーペーパー『NEW CAN MAGAZIN』7月1日発行号の取材。毎回多彩なゲストが登場するんですが、今回は今日(5月17日)デビューアルバム『moments in life』をリリースした、ジャズピアニストの秋田慎治さん。

実は1年半前くらいに、ライブハウスでご挨拶した事があり、またTKYで演奏を聴いたりはしていたのですが、インタビューや取材するのは初めて。
これまで数多くの若手のジャズ・ミュージシャン達にインタビューしてきたのに、
秋田さんとはなかなか機会がなく、なんとなく近くて遠い存在に思っていました。
それが記念すべきアルバム発売日にインタビューできるとは。
ちょっと不思議な気分。。
なんとなくソワソワっとした、弾んだ胸の内がこちらまで伝わってきて、心地よいハーモニーでTALKは続きました。
ジャズ、車、写真、洋服と1つ1つにこだわりを持っている秋田さん。楽しい話しは終わらず、取材終了後もロビーでお話を聞かせていただきました。

アルバムには、これまでライブなどで演奏してきたオリジナル曲とカヴァー曲「Summer Time」と「Love For sale」を収録。柔らかさと美しさが基本の演奏にありながら、時にアグレシッヴな演奏を聞かせ、幅広い表現力で彼が描く独特の世界へと引き込まれていきます。私は初めて聴いた時から“青”のイメージがあったんですが、実際も“青”をイメージして作られたそう。
作り手のイメージが、聞く側にも言葉にしなくても自然と伝わるというのは大切な事ですよね。
聴けばきくほどイメージが広がる、本当に素敵なアルバムです。

もっと、色々書きたいけれど。これも取材の1つなので、
詳しくは『NEW CAN MAGAZIN』の方を読んでくださいね。

秋田慎治さんのHP
http://www.genplanning.co.jp/akita/

アルバム『moments in life』


(2006.5.2 tue )

私の好きな3大作曲家。

それは、Duke Ellington(1899〜1974)、Cole Porter(1891〜1964)、そして…
George Gershwin(1898〜1937)。

20世紀にミュージカル、オペラ、オーケストラなどで名曲を残した偉大な作曲家たち。
舞台のために作られた曲をジャズのミュージシャン達がそれぞれの解釈でカヴァーし、
更に有名にした曲も多くあります。
私も聴いていたジャズの中で、気に入った曲をチェックしていくうちに同じ名前が増えて“一体どんな人で、もともとはどんな曲だったんだろう?”と思い始めて、辿っていくうちにその事を知りました。

それにしても…、
こうして並べてみると、3人は同世代!
ほんの数年の間に天才作曲家が3人も誕生するなんて、奇跡といっても不思議ではないですよね。
後にスタンダートと呼ばれるような名曲を、数年のうちに次々と新曲として聴けるなんてどんな感じなんだろう。できればタイムスリップして取材してみたいけれど…。

夢は遠く彼方。ドラえもんは来ず。。

カヴァー曲を聴きながら3人の名曲に浸っています。

中でも、毎年春になると聴きたくなるのはGeorge Gershwin。
柔らかく、綺麗なメロディがそう思わせるのでしょうか。
ジャズのカヴァーとしても多い<Summer Time>という曲も、
真夏というよりは、初夏の香りのする曲。これからの季節にはピッタリ。他にも<But not for me>や<The Man I Love>も
この季節にはきゅんとくるものがあります。
春はGershwinに浸かって、心にも柔らかな光を当てたい感じ。

この写真は、ミュージカル・アルバム『Girl Crazy』からで、Georgeのお兄さんであり、作詞家のIra Gershwinと写っているものです。

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