2006年09月
2006.9.30 sat


Vol.1 Vol.2に続き、9/29(金)外苑前のCafe growna growna TokyoでJazz Live “Something Jazzy"が行われました。
足を運んで下さった皆様、有難うございました。

今回は、雑誌Esuquireさんプレゼンツで、しかも金曜日で1ステージという、これまでとまたちょっと違うスタイルで始まりました。
18時OPEN 19時STARTでちょっと早いかな?と思ったんですが、
けっこう皆さん早く来て下って、寛いで頂いたみたいですね。
私のDJの選曲も、今回はラウンジ風にと心がけて、ジャズでもあまり歌モノではない、会話の邪魔にならないものをかけてました。テーマも“海にうつる月光”と一応念頭に置いていたんですが、実際その日の会場の雰囲気とか空気感とかで変化していくので、イメージしていたものよりなんとなく都会的な匂いを出していたような気がします。やっぱり土曜の昼間や夜とは違うな。。
同じ会場なのに、不思議なものです。

そして、今回のステージは。。。
まず小沼ようすけさんのギターソロ演奏からスタート。1曲目から、バックスクリーンに映るブルーの水の映像に合うような、柔らかい音色が会場中に響きわたりました。1つの楽器で色んな場面展開をし、表現していく小沼さんの演奏に圧倒され、おもわず息を呑んでしまいました。
なんか絶対に降りてきてますよね、あれは!

会場の皆さんはどんな表情でご覧になってるのかな、と横目でちらっと見てみると。。
かなりじっくりと聞き入っている感じ。話しかけてはいけないムードが漂っています。
途中、ギターの音がアンプから出ずトラブルが発生しましたが、
そのまま生音で演奏。(ゴメンなさい)
そんな中でも良さが伝わってくる小沼さんの演奏力に、改めて凄さを感じました。
5曲を演奏した後、一旦休憩に入り、後半はヴォーカルのnoonさん
と共に再び登場。
最近まで、noonさんの新作のレコーディングを一緒にしていたという2人だけあって、息もピッタリ。
あっ、でも途中の曲で最初のカウントがずれて、始められない場面も(笑)。これは微笑ましいひとときでした。
noonさんといえば、実はこのカフェが出来た時に1番最初にかけたCDがnoonさんのアルバムだったらしく、かなり思入れ深いアーティストなんだそうです。
そんなnoonさんがこの場所で生で歌ってくれるなんて、スタッフの皆さんにとっても、本当に嬉しかったようです。
その話しを聞いたnoonさんもこの場所に縁を感じてくれて。
そんな思いが1曲1曲から伝わってきました。
小沼さんも、そんなnoonさんの歌に心地よく反応。
もの凄くいい空間を作ってくれました。

結局、2時間近くも演奏してくれて、気が付いたら21時30分!
あっという間に時間が過ぎてしまいました。

最後までお付き合い頂いた皆さん、本当に有難うございました。

さぁいよいよ来週、10/6(金)は、サックスの太田剣さんのライブです。
サックス、ピアノ、ドラム、ベースと、この会場では初のカルテット演奏。
あの空間でどう響くか楽しみです!

また横からの写真、今度は前から撮りたい^^;
今度、まとめて“Something Jazzy”の模様を別ページで
アップします。

(2006.9.29 fri )


今日は本当にバタバタした1日だった。
というか、まだやる事は終わってないけれど。。。

まずは昼間ヴォイストレーニングに行って、その後、家に戻り原稿書き、そして今日のラジオの選曲と、明日のDJの選曲(結局間に合わず明日の朝まで持ち越し)。そしてDJ機材レンタルのPACOさんに行きCDJの1セットお借りして、そのまま外苑のcafe growna growna tokyoへ行って、DJミキサー等の設営。
そしてその後は、TokyoFMに行って、衛星ラジオ、ミュージックバードの「THE NITE」という番組のゲスト生出演をしてきました。
そして、これからもう1本原稿を書いて、選曲して。。という感じ。ここに書くだけでも、息がきれそうです。
こんなに忙しいのは、1年に何回あるだろ。
ある意味、記念日です。

そんな中でも、自分にとって気分転換になったのは、ミュージックバード(TOKYO FM系系列の衛星ラジオ)のR&B系音楽番組「THE NITE」のゲスト出演。この番組に出演したのは、今回で2回目。前回は今年の4月で、気が付けば半年もたっていたのです。
メインパーソナリティは、大西貴文さん。お若いのに、とっても太くて渋い声でいらして、とても素敵な方です。
(Something JAzzyのイベントにも見にいらしてくださったんですよ、嬉しい!)
この番組は普段はR&Bやソウルを中心にかけている番組なんですが、この日、私が出演するコーナーでは、特別Jazzを中心にかけて下さいました。
内容は“Something Jazzy”とは、何か?という話と、私のお薦めの3曲をPLAY。
かけた曲は、ジョージ・ベンソン&アル・ジャロウの「ブリージン」。ケニー・ランキンの「ラウンド・ミッドナイト」など。
話し過ぎたせいか、曲はフルでかけられず、ならば、ということで更に話しまくってしまいました(笑)。
すごく、アット・ホームな雰囲気で、更にいい音楽をかけている番組なので、また出たいですね。
最後に「また今年中にゲストで来ますね!」と、半ば強引に締めて、私のコーナーは終わり。
本当にあっという間に時間が過ぎていきました。
ホントに、ホントに、また出たいなー。

大西さんのブログにも、この日の事が書かれていました。
http://blog.livedoor.jp/tkcompany/

さぁ、明日は、というか今日は“Something Jazzy"のVol.3。
原稿書いて早く寝なければ。。。

(2006.9.26 tue )


これまで、“Something Jazzy"という言葉には、
「Jazzっぽい何か」という意味で、ジャズ+αという風に
お伝えしてきたと思うんですが、
実はこの言葉にはもっと素晴らしい意味があるんです。

SomethingのSomeには、もともと“いい”とか“大した”
といった意味合いがあって、
例えば“Heis Somebody"と言ったら、彼は素晴らしい人、
尊敬に値する人という意味になるそうです。
これはSomeの後にBodyではなく、Thingがついても同様で、
例えば“You Have Something There"というと、
あなたの言う事はもっともだー!とか大したことだー!となります。
また“It is Quite Something to〜”といえば、
〜した事は素晴らしい凄いことだー!という意味になるんだそうです。

なので、“Something Jazzy"とは、ジャズとその周辺、ジャジーな音楽、またそれ以上にジャズを感じる素晴らしい(大した)もの
という意味あいになるわけです。

この言葉の意味については、某レコード会社のプロデューサーさんと語り合った中で、出てきた発言の1つ。
まだまだ今後も色んな解釈が出てきそうです。

ところで、その“Something Jazzy"なんですが、
今週29日金曜日に、外苑 Cafe growna growna Tokyo
http://www.escorter.jp/growna/
にて行われます。今回は雑誌“Esquire”さんプレゼンツ。
そして出演は、小沼ようすけさん(ギター)、noonさん(ヴォーカル)。
青山でありながら、“海”と“緑”を感じるようなライブになりそうです。。
ならば、私のDJのテーマは海にうつる月光かな。

どうぞ、お楽しみに。

写真は、ヴォーカルのnoonさんです。

(2006.9.22 fri )

ボディボードは1年に1回か2回くらいしかしないんですが、
海に入って波待ちをしてると、色々なことを考えさせられて、気持ちが一旦クリアになります。

どの波にするのか選ぶのは私。
いい波が来たら、すぐに乗れるように準備をしておかないと
いつまでたっても乗れなくなっちゃう。

色々と勉強させられます。


(2006.9.21 thu )


朝晩涼しくなって、もうすっかり秋っぽくなってきましたね。
急に涼しくなったもんだから、夏の余韻に浸る事もなかったな。

今年の夏は、原稿とイベントの仕事とライブ周遊で終わった感じ。
今年はあまり遊んでいないなぁ。。
そんな事を思いながら昨年の夏の日記を読み返すと、ほぼ同じ事が書かれていました。そっか、なるほど、私は夏が忙しいらしい。

とはいえ、夏らしい事を2つだけしました。

1 ボディーボード(ただし海に入ったのは約30分)
2 花火大会見物。

この花火大会は実は昨年も行ったんですが、私の超お薦め、穴場花火大会。川の土手にシートをひいて寝っ転がって見るんですが、人もそんなに多くないので、場所とりなんてしなくても余裕で見られるし、真上に近いところで花火が上がるから迫力もあるし、途中からクラシック音楽に合わせてあげるなどの演出もあり、幻想的でホントに、ホントに素敵なんです。
過ぎ行く夏を思い、おもわず、ホロっと涙が出ました。

そしてまた楽しいのが、色々買ったものを並べてピクニック気分で楽しめること。ちなみに食料のチョイスは私。
オリーブ、生ハム、スモークサーモン、カマンベールチーズ、キムチ、フランスパン、のりまき、チキンサラダ、ポテチ、ワイン、ビール、発泡水などなど。
チョイスが、保存食ぽくって私らしいな。。。(O型 遊牧民系)。
本当に楽しいひととき。
過ぎゆく夏の2ページでした。

花火大会の場所? う〜ん、どこでしたっけ?(笑)。

Photo by K.M

(2006.9.5 tue )

夏に入ってから、ずーーーーっと原稿の締め切り続きで、
イベント、打ち合せ、取材、DJ、ラジオ以外は、
ほとんど家にこもりっきり。
ひきこもりになりそ。。(笑)。

でも、筆休めも兼ねて、一昨日東京JAZZに行ってきましたー!
持っていたチケットはお昼の部だったので、
オープニング・アクトスタートの11時30分から。早い!
こんな早いコンサートは久しぶりです。

で、オープニングアクトを務めたのが、我らが(?)小沼ようすけさん、太田剣さん、大槻KALTA英宣さん、金子雄太さん。日本人若手ジャズメンたち。
普段、ライブハウスで見ている彼らが、国際フォーラムの大きなステージで演奏しているのは不思議な気分。
なんだかお母さん気分でウルっときちゃいました。
小沼さんのオリジナル曲を太田さんが演奏するのは見た事があるけれど、太田さんのオリジナルを飛び入りでなく、ちゃんとした形で小沼さんが演奏するのを見るのは初めて。<EMJ>という曲ににギターが入ると、より疾走感が増すのねー。ふむふむ。

そして、メインステージにまず登場したのがジョイス&ロベルト・メネスカル。ジョイスは何度かステージを見た事があったけど、メネスカルは初めて。
メネスカルはジョイスがMCで言ったように
「ボサノヴァの先生」で、ボサノヴァの名曲「小舟」など数々の名曲を作った事はもちろん、アントニオ・カルロス・ジョビンとジョアン・ジルベルトを引き合わせた、最重要人物。
その方の生の演奏を聴けるのは、ホント幸せです。

その他には、デイヴ・コズやラリー・カールトン、インコグニートが出演。彼らはもうベテラン勢なので、言う事ないでしょう。
お客さんを盛り上げるという意味では、彼らはスペシャリストですから。。
でも。。
こういった大きなステージに慣れているせいかな、
それとも私が何度も見ているせいかな、
ちょっとドキドキ感が少なかった気が。
安心してみていられるけれど、予想以上のものはなかったような。
ジャズフェスならではの驚きがあると、より面白かったかもしれません。

お昼のステージが終わり、外に出ると、今度は、屋台村というところにあるステージで、先日“Something Jazzy"に出演してくださった秋田慎治さんのLiveが行われていました。
秋風のような、涼しい風にのりながら、Liveがスタート。気取りのない感じが、この野外ステージにピッタリはまって、心地良さが感じられました。
ここでも、またドラムがKALTAさん。
ホールでも、野外でも、いい音を聞かせてくれましたー。

その後、今度はブルーノート東京へ移動。
イエロー・ジャケッツのLiveを見に行きました。フュージョンというか、クロスオーバーというか、1曲の中に色んな展開があって
カッコいい。演奏も誰が前に出るかじゃなくて、全体のバランスを考えてそれぞれが演奏しているし。センスがいいです!(これは私流の最高の褒め言葉)
本当にいいLiveだったなー。

この日は、1日ライブ三昧。最高の1日でした。
締め切り原稿も後少し。
しかし、原稿を待って頂いてる編集者の方に東京JAZZの野外ステージでお会いしたのは、正直気まずかったなぁ(笑)。
でも、でも、たまには息抜きも必要でーす><

写真は、野外ステージの裏から。人が凄くて前から見れませんでしたの図?

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