2006年11月
(2006.11.30 thu )


全く真っ白なところから、スタートしたこのイベント。
ソウルの名曲をブラジルのサンバやボッサにしたり、
ボサノヴァの曲を8ビートにしたり、
まるで新曲を作るかのように音を重ね、
手探りでベストなアレンジを見つけて、
1つ1つ作っていく感じ。
短い時間のリハの中で、この作業はもの凄く大変だったと
思うんですが、出来上がりは本当に素晴らしいものがありました。
例えば、マーヴィン・ゲイの「マーシー・マーシー・ミー」
やスティーヴィ・ーワンダーの「Overjoyed」がソフトボッサになったり、
ロバータ・フラッグの「Feel like Making Love」がサンバのリズムで演奏されたり、 またボサノヴァの名曲「おいしい水」がブルージーに。
その他にもたくさん、グルーヴ感溢れる熱いサウンドを聴かせてくれました。
本物のブラジリアン、パーカッションのフランシス・シルヴァもいたから余計ブラジルのグルーヴがたっぷり感じられた、というのもあるし、杉本篤彦さんのフレージングはどこをどうとってもソウルが感じられたし、ベース、江上友彦さんのジャズな部分も加わり、それがいい感じでミクスチャーされて、もの凄くかっこ良かった。
そう、それに今回スペシャル・ゲストのボサノヴァ・カサノヴァの吉澤秀人さん♪
歌とギターで参加して頂いたんですが、本当にブラジルとソウルが好きなんだというのが伝わってきて、音の1つ1つに愛情が感じられました。

本当に良かった。この良さを言い尽くせないのが残念。
横浜KAMOMEのオーナーにも「けっこういいねー」という
嬉しいお言葉を戴きまして、来年2月にまた開催する事になりました。有難うございます。
また予定などは決まりしだい、お知らせいたします。

足を運んでくださった皆さん、有難うございました。

(2006.11.27 mon )


今回、私プロデュースのお初企画イベント。
「ブラジリアン・ソウル・ソース」が横浜関内にある
ライブレストラン、KAMOMEで開催されます。

このイベント内容は、ソウルジャズギターリストの
杉本篤彦さんを中心に、
ソウルの曲をラテン風にアレンジしたり、逆にブラジルの曲を
ソウルやブルージーにアレンジしてもらって、
これまでにないクロスオーヴァーな、熱い演奏をお聞かせしようというものです。
とにかく初めての試みなので、正直予測不可能。
偶然が凄いものを生むかもしれません。
いや〜、本当にわからない。
だってマーヴィン・ゲイがボサノヴァやるようなものだもの。
私自身もかなりワクワクしてまーす。

日程:11月28日(火) 20時〜 入れ替えなしの2ステージ。

出演:杉本篤彦(ギター)、江上友彦(ベース)、フランシス・シルヴァ(パーカッション)
<スペシャル・ゲスト>
吉澤秀人(ボーカル&ギター) Fromボサノヴァ・カサノヴァ
Charge 3000円

場所:横浜・関内「KAMOME」 http://www.yokohama-kamome.com/
予約方法 kamome@yokohama-kamome.com
または045−662−5357までお願い致します。

なにより、、雨降らなければいいな。

ぜひ遊びに来てくださいねー^^

(2006.11.23 thu )


先週は私にとって、もの凄ーく楽しみにしていた1日がありました。
それは、コットンクラブで行われたシンガーソングライター、ケニー・ランキンのライブ。
67年から活躍し、ちょっと中性的な独特な声質と、指が20本あるんじゃないかと思わせるような、美しくてキレのあるギターの音色。
74年にリリースされたアルバム「SILVER MORNING」は、ジャズファンにもAORファンにも、またレアグルーヴファンからも愛され続けている、
伝説的なアーティストなのです。
しかもこのアルバム。
もの凄く人気があるにも関わらず、これまでずっとCD化せずにアナログだけで聴かれてきた作品。
プレイヤーの無い方にとっては、特にCD化を待ち望んでいたことでしょう。
私はこのアルバムをDJの時によくかけているんですが、あまりにも使用頻度が高すぎて盤もジャケもボロボロ。
普段家で気軽には聴けない感じで、再発もしくは、CD化を本当に強く望んでいました。
それが今年になって、遂にCD化され、公式HPで販売。
AMAZONとかHMVとかでは買えないけど、このニュースには本当に嬉しさがこみ上げてきました。


で、その話しは置いておいて。。。

私はケニー・ランキンさんが本当に大好きで、
実は3年前にNYの郊外にあるミドルタウンという場所でのコンサートにわざわざ日本から見に行ったのでした。
会場は、住宅地にある大きな邸宅。お客さんは地元の方ばかりで
日本人は私と友人だけ。
広いリビングでケニーさんはギターとピアノを弾き分けてソロで
歌と演奏を披露。これまでのベストソングを次々歌い、70年代と変わらない声に、ただただ感動してました。
見た感じは少し白髪がかかった上品なおじ様風。いい味出てます。
ライブ終了後は、地元の有志の方達が作ったというライトミールで、アットホームなパーティ。
ケニーさんともゆっくり話す機会が設けられました。
そこで私は、ケニーさんの作品の数枚にサインをもらうことに。
CDケースを開けていたら、突然ケニーさんが「他のも見せて」と。
中に入っていた、ローラ・ニーロやキャロル・キング、アルゾー、
カエターノ・ヴェローゾなどのCDを見て、「僕の好きなアルバムばかりだ」と嬉しそうに微笑んでくれたのが印象的でした。
和んだ空気の中だったので、私もすかさず
「「SILVER MORNING」はCDにしないのですか?待っている人が世界中にたくさんいると思いますよ」と。
するとケニーさんは
「出すよ。自分のところでね。でもね、もう少し時間がかかるから待っててよ」

あれから3年。よりアナログ盤がボロボロになり、かける頻度も制限し始めていた頃。
今度は日本で歌を聴いて、会場で念願のCD「SILVER MORNING」を手にする事ができました。
本当に、本当に嬉しい!

残念ながら、ケニーさんは3年前の事は覚えていなかったけれど。
そんなの、どうでもいい。

どんなカヴァー曲でも自分のものにしてしまう
ワン&オンリーな、本当に素晴らしいアーティスト。
これからも、追いかけ続けます。

今年1番の無上の幸せ♪

写真は、3年前のNYにて。

ケニーランキンの公式HP
http://www.kennyrankin.com/

(2006.11.22 wed )


まずは小雨降る中、足を運んでくださった皆さん
有難うございました。
Something Jazzy@KAMOME
伊藤大輔ライブ、お楽しみ頂けましたでしょうか?

これまで外苑のcafe growna growna tokyoで開催してきた
このイベント。今回は出張?横浜の素敵なライブレストラン
KAMOMEで行われました。
今回は私のDJは無し。
とにかく私がお薦めするボーカリスト、伊藤大輔さんの
LIVEをたっぷり堪能して頂くという内容でした。
MCでも言っていたように、今回は昼間というより、夜。アダルトなイメージの選曲でした。
(セットリストは改めて掲載します)
ガーシュウインやデューク・エリントンなどジャズのスタンダード曲に混じって、マリーナ・ショウの曲なども歌い、
バリエーション豊かに。
外苑の時よりも、曲数も多かったし、ピアノとベースだけで演奏するなど、色々と見せる場面が多かったのではないかな、と思います。

<メンバー>
岸徹至(ベース)
清水絵里子(ピアノ)



そしてなんと、12月23日にも、同じく横浜KAMOME
http://www.yokohama-kamome.com/

“Something Jazzy”
伊藤大輔LIVE
(渥美幸裕さん(ギター)他)を行う予定です。
今度は少し、エスニックな香りがするかな。。。
クリスマスも香るかな。。
どうぞお楽しみに。

(2006.11.17 fri )


いよいよ来週月曜日、Something Jazzyが
横浜関内にあるライブレストラン“KAMOME”
で行われます。

LIVEは、前回行われた外苑前のCafe growana growana tokyo
にも登場してくれた
伊藤大輔さん(ヴォーカル)岸徹至さん(ベース)
清水絵里子さん(ピアノ)です。

時間は 1st  OPEN 18時〜
       START 20時〜

2nd 22時〜

入れ替えなし。
ミュージックチャージは2500円です。
予約方法 kamome@yokohama-kamome.com
または045−662−5357までお願い致します。

ここ最近の中で、1番私の心震わせてくれた、本当に素晴らしいヴォーカリストです。前回のイベントの時も、会場のお客さんから大絶賛でした。
更にリハの時、大輔さんの歌が始まった瞬間、あまりの良さに店員さん同士が顔を見合わせて、うなづいたとか。
彼自身はジャズだけでなく、R&Bもルーツにあり、いろんな角度から入り込めるタイプのアーティストです。
普段あまりジャズを聞かない方でも、きっとすっと馴染めることでしょう。

そして今回のテーマは、アヴァンギャルド。
最高にク−ルでセクシーな選曲と歌をお届けします。

どうぞお楽しみに。

KAMOMEのHPは
http://yokohama-kamome.com/

あっ当日は、私はDJなしです。
なので、見かけたら声をかけてくださいね〜^^Y

2006.11.5 sun


先日、取材を受けました。

それは「VISA」会員向けの情報誌の取材。
今回はジャズ特集という事で、登場することになりました。
私も三井住友VISAカードを持っているんですが、私のところにはこの本は毎月届いてないです。。。
そこでインタビュアの方に早速聞いてみたら、
ゴールドカードの方だけに届けられるそうで。。。
な〜るほど、ね。^^;

さて。

私が担当したページは、DJの人達が作るプレイリストのページ。
皆さんもこういう選曲でジャズを聴いてみたらいかがですか?
という主旨でページが構成されています。
私以外には、KYOTO JAZZ MASSIVEの沖野修也さん、小林径さん、橋本徹さんと、DJ界でカリスマ的存在の凄い面々。
そこに入るなんて、なんだか恐縮してしまいます。

中身はそれぞれがテーマを持って、選曲しているのですが、
私は“セクシーなジャズ”担当。
セクシーというのは、人それぞれ感じ方が違うので、
これがなかなか難しいんですが、詞というよりは曲のイメージで
選んでみました。
後はマニアックにならずに、という事だったので、その辺も留意しつつ。
CD棚をひっくり返して、私がイメージする色気のあるジャズを洋邦新旧問わず選曲。
ちょっと苦労したけれど、並べてみて実際に聴いてみると、我ながら心地いい選曲(笑)。
全体に秋の枯れた感じもあって、きゅんとくるものがあります。
後は、皆さんがどう感じてくれるのか、楽しみ♪

11月10日前後に会員の方に本が届けられるそうなので、「VISA」カード(ゴールドカード!!)をお持ちの方、
ぜひご覧くださいね。

私のところにも届くといいな。

会員の方向けなので、見れない方もいらっしゃると思うので、
校正段階のページをちらっとだけご紹介。
こんな感じで載っています。
赤ペンで修正しているところが、リアルでしょ(笑)。

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