2007年03月
(2007.3.28 wed )


今回のSomething Jazzyは月曜日。

週の最初で大丈夫かな?と心配していたんですが、
2ndから突然、沢山の方が来てくださって、
会場はほぼ満席になりました。
有難うございました。

今回は、これまでイベントで伝えてきた
「わかりやすさもありつつも、こだわりのあるクオリティの高いジャズ」を、今度は1からバンドを作って見せていきたい、
そういう思いを形にしたライブの第一歩だったので、
とにかく多くの方に見て欲しいな、というのがありました。

ヴォーカルの伊藤大輔さん、ギターの荻原亮さんを始め、
今回初参加のピア二スト、柴田敏弥さん、ベースの中林薫平さんも、現在色んなバンドで活躍している、
若手で注目のアーティスト。
正直、凄いメンバーを揃えてしまいました。
リハからその勢いはあって、1曲を作っていくのが早い、早い。

柴田さんは、周りの音を聞きながら、かゆいところにまで手が届くような演奏を聞かせるっていうか。
初めて彼の演奏を聴いた時に、私はノックアウトされたんですよねー。
今回も爽快感のある気持ちいい演奏でした。

そして薫平さんは、バンドを支える底力があって、
これからますます面白いことをやってくれそうな予感がするアーティスト。

亮さん、大輔さんはこれまでも散々語っているように、ジーニアスですから。


大輔君と柴田さんは今回が初顔合わせで
柴田さんと薫平さんという組み合わせも初めてという
でも音を出した瞬間から、そんなのは微塵も感じられないくらい息が合ってました。
最初からこのメンバーは合うと思ってたのよね〜(by プロデューサー。なんか、えらそ?(笑))

今回は、色々とチャレンジをするよりも、オーソドックスにスタンダードジャズでいこうと大輔君と事前に話していたんですが、
実際に曲を集めてみたら、
けっこう大輔君のオリジナル曲が多かったんですよね。
今年はオリジナルを増やしていきたいという大輔君の思いが
伝わってきたような気がします。
それに彼の曲はメロディが綺麗で、耳に残るんですよねー。
クールでヒップな曲もあるし、胸に突き刺さるようなメロウな曲もあるし。
これからますます、オリジナル曲が増えていくかもしれませんね。
そしてこの日、多くのミュージシャンが見に来てくださいました。
ピアノの村井秀清さん、ドラムの吉岡大輔さん、ギターの渥美幸裕さん。嬉しいです。有難うございます^^

さて。
このバンドは、さらにメンバーが増えたり、アイデアを豊富に出していって、よりSomething Jazzyな香りを強めた音を奏でていきたいと思ってます。
ので、どうぞ宜しくお願いしまーす。

このスタイルのSomething Jazzyは、また6月22日に考えていますので、どうぞ楽しみにしていてくださーい。


そして4月6日横浜KAMOMEには、また新たなSomething Jazzyが待っています。
詳細は改めてアップしますが、
今回はヴォーカルの伊藤大輔さんに、なんと太田剣さんバンドでも演奏されているピアノの村井秀清さん 
そしてベースには、soil&"pimp"sessionsの秋田ゴールドマンさんこと、秋田紀彰さんをお迎えしてお送りします。

どうぞお楽しみに!

3/26のセットリスト

1st
1 インスト
2 Spring can really hang you up the most
3 It might as well be spring
4 Almost like being in love
5 Colors of you
6 What a little moonlight can do

2nd
1 Spain (vocal solo)
2 Better days ahead(guitar vocal duo)
3 I'm beginning to see the light(guitar bass & vocal)
4 A piece of cake
5 ふるさと
6 Bye bye blackbird

AC All of me

(2007.3.19 mon )


私プロデュースのジャズイベント、Something Jazzyが
外苑cafe growna grownaに続き、
横浜・関内にあるライブレストラン「KAMOME」で開催されます。
演奏だけでなく、それぞれの存在自身が光っている現在注目の若手ミュージシャン達が集結。
この日、この場所から新しいものが生まれる。。そんな予感がするライブです。

横浜 関内KAMOME http://www.yokohama-kamome.com/
日程:3月26日(月)
OPEN19時〜
START20時〜 入れ替えなしの2ステージ。 
      (2ndは21時30 START予定です)
LIVE:伊藤大輔(Vo)荻原亮(g)柴田敏弥(pf)中林薫平(b)
Charge 2500円

伊藤大輔(ヴォーカル)

高校卒業後、音楽専門学校で Clyde Williams Jr. 氏などに師事。黒人音楽を学ぶ。卒業後、ヤマハポピュラーミュージックスクールの講師を続けながら、 レコーディングや音楽番組の仕事を行っていたが、 2002年頃より、ジャズのライブハウスでの活動を始める。ピアニスト中村真とのユニット“D!Max”を中心に、 その他セッションライブを主に都内で展開中
http://www.mpvs-music.com/Smokin/Top/index.php
   

荻原亮(ギター)
   
マイルス・デイビス、ウェス・モンゴメリーらに影響を受けつつも、演奏するのはジャズにとどまらず、アフリカ、ファンク、ブラジル音楽と、様々なフォーマットで幅広い演奏活動を展開中。
ジャンルにとらわれない自由なスタイルの演奏が魅力。次は一体何を聴かせてくれるのか、常に目が離せないミュージシャン。2007年3月9日に、NY録音の1stアルバム『Afica』をリリース。
http://ryoogihara.web.infoseek.co.jp/

柴田敏弥(ピアノ)
 
ライブハウスを経営し、自らもプロとして活動していた父親の影響を受け、3歳からエレクトーンを弾き始め、5歳からピアノに転向。小学校高学年の頃から父親とその仲間のセッションにも加わるようになり、ブルースやジャズを体感する。都内音楽大学付属高校進学のため単身上京。卒業後、様々なバンドやセッションに参加する中で、その類い稀な演奏力が村上“ポンタ”秀一の目にとまり、NEW PONTA BOX結成となる。若干21歳ながら、村上に「何が飛び出してくるのか想像できない」と言わしめたその才能は、日々評価を高めている。
http://www.bug-corp.com/bug/toshi/top.html

中林薫平(ベース)

1981年生まれ。高校入学と同時に甲南高校ブラスアンサンブル部に入部し、ウッドベースを始める。高校生ビックバンドのコンテストである、Student Jazz Festivalにおいて、2年連続1位となる。甲南大学に入学し、JAZZ研究会に入部。2003年守口・門真ジャズコンテストでは、グランプリ、ベストプレイヤー賞を受賞。卒業後、日野皓正、吉田次郎、嶋本高之らと共演し、2005年に上京。現在は関東を中心に活動している。
http://blogs.yahoo.co.jp/kunpei1981


場所:横浜・関内「KAMOME」
予約方法 kamome@yokohama-kamome.com
または045−662−5357までお願い致します。

(2007.3.16 fri )


リハ風景 「もうちょっと寄り添って!」と言ったら、こうなりました。

何かがおかしい(笑)

(2007.3.14 wed )


まずは、お越し戴いた皆さん、
本当に有難うございました。
今回、イベントを発表してから5日で完売してしまうほどだったんですが、
それくらい早くから皆さん申し込んで下さって
当日も忘れずに来てくださって、本当に嬉しいです。
有難うございました。

この日はリハもこれまでよりも早めにスタート。
なぜなら、小沼ようすけさん、荻原亮さん、吉田智さんのギター3人での演奏も久々だったという事もあるし、
今回そこにヴォーカルの伊藤大輔さんも加わってのスペシャルユニットの結成、という大仕事があったので気合を入れて早目にしてみました。
それぞれの持ち味を生かしつつ、向かう方向はみな一緒で。それが自然な形で進んでいって・・・。
小沼さんと事前に打ち合わせをした時は、そんな話で盛り上がっていました。


実際にリハで一斉に3人のギターの音が鳴り始めると、本当に迫力があって、仲良く響く時もあれば、ぶつかる時もある感じで。
それはそうですよね、同じ楽器なんだもの。
でも、演奏している間に各自のポジションを見つけていって、
1曲仕上がる頃には、凄く綺麗なハーモニーになってる。
そして、どうしても整理が必要な時は、小沼さんが自然な感じで
誘導を。
1から作っていく面白さを間近で見て、ますます本番への期待が高まっていきました。
そして大輔君は相変わらず、美声を放ち、3人のギターに程よく滑らかにのっていく感じ。
これは前々から思っている事なんですけれど、大輔君のシルキーヴォイスはギターのあたたかい音色に本当によく合います。

そして今回の1番見せ所は、2ndにありました。

中盤。大輔君がそれぞれギタリストとデュオで歌うんですが、
それをノン・ストップで、つまりメドレーで魅せていくという。
これは今年1月に大輔君がNYに行って見てきたライブの中で
ノン・ストップで曲を繋いでいく感じが多かったという話を聞いて、それを参考に今回のライブで反映させてみる事にしました。

で、まずは亮さんとのデュオで「I'm Beginning To See The Light」。そして後半になると智さんが入りエンディングを弾き、
そのまま智さんとのデュオ「Billie's Bounce〜Straight No Chaser」へ。
この曲で大輔君はスキャットをみせます。
そしてまたラストで小沼さんがアコースティックギターで入り、デュオで「My Romance」を。エンディングは2人のギターも入り、盛り上げていきます。
リハではさわりしか練習していなかったので、ほとんどがぶっつけ本番。なのに、最高の出来。凄い!
会場からも“おーっ”という驚きの声が聞こえました。

今回は難しいギター3人+ヴォーカル1人という編成で
スリリングで面白いライブだったと思います。
Something Jazzyの“わかりやすさ”という意味では、これまでとはちょっと違う感じだったかもしれません。
でもジャズの自由さ、面白さみたいのは伝わったのではないかな、と思います。

このユニット、また出来るかなぁ。やり続けるともっともっと面白くなりそう。
そうそう、小沼さんも初のボイス・パーカッションを大輔君と
デュオをやっていたし(笑)。

今後の期待を込めて。

<セットリスト>

1st
1 Oleo(ギタートリオ)
2 Affirmation(ギタートリオ)
3 Norwegian Wood(ギタートリオ)
4 'Round Midnight (ギター+ヴォーカル)
5 Orange Colored Sky (ギター+ヴォーカル)
6 I'm In The Mood For Love & Moody's Mood For Love
(前半ギターのみ 後半ギター+ヴォーカル)
7 Caravan (ギター+ヴォーカル)

2nd
1 Freedom Jazz Dance (ギター&スキャット)
2 I'm Beginning To See The Light(荻原亮・大輔デュオ)
3 Billie's Bounce〜Straight No Chaser(吉田智・大輔デュオ)
4 My Romance(小沼ようすけ・大輔デュオ)
5 Donna Lee(ギタートリオ)
6 La Fiesta(ギタートリオ)
7 Lawns(ギタートリオ)
8 But Not For Me (ギター+ヴォーカル)
9 Wonderful Tonight(ギター+ヴォーカル)

〜encore〜
Spain (ギター+ヴォーカル)

写真が現在良いのがないので、リハの写真。
この後、ギター3人はもっと寄り添います(笑)・
これで我慢を〜。
いい写真入手したら、取替えます。

(2007.3.6 tue )


今週末の金曜日、私プロデュースのイベント
Something Jazzyが
青山・外苑Cafe growna growna tokyoで行われます。

今回は3ギター+1ヴォーカル。
もちろん初の試み。
聞いて楽しい、見て楽しい。
2ステージの中で色々なバリエーションを考えています。
しかも今回は、あえてスタンダードジャズを中心に演奏して
戴く予定です。3ギターでどう魅せるのか本当に楽しみです。

さて。。

現在ジャカルタのジャズフェスに出演中の小沼ようすけさん。
帰国後すぐにこのイベントに出演してくれます。
初の海外ライブを行い、どんな演奏を聞かせてくれるのか楽しみ。
小沼さんのナチュラリーなサウンドは、ワン&オンリー。1度聞いたら、また聞きたくなる不思議なエネルギーを持っています。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Jazz/Artist/YosukeOnuma/


そして、なんとこの日、デビューアルバム『Afica』を
リリースする荻原亮さん。
記念日に出演して戴けるなんて、本当に嬉しいです。
独創的なアートワーク、凄いですよ〜。
http://ryoogihara.web.infoseek.co.jp/


Something Jazzyには初出演の吉田智さん。
現在、TOKUバンドやOMA SOUNDなどで活躍中で、
ギターファンからも熱い注目が集まっています。
美しいフレーズの数々に聞き惚れちゃいますよ。
http://satoshi-guitar.com/

そしてお馴染み、7色の声と豊かな表現力を持つ
ヴォーカルの伊藤大輔さん。
3ギターに囲まれて、どんな歌を聞かせてくれるのか。
今回は各ギターリストとのデュオも予定しています。
どうぞお楽しみに。
http://www.mpvs-music.com/Smokin/Top/index.php

そして今回のライブは、Aoyama Wedding Town Conferenceさんの
スポンサードによって開催されます。
青山には沢山のWedding関連の会社があり、growna grownaで行われる
イベント「Wedding cafe」(2/26〜3/11)を発信地として、皆さんに触れて戴くというのが主旨になっています。

ジャズも最近のweddingでは注目されていて、曲がかかったり、ライブ演奏があったりと、大切な日の大切な音楽として流れているそうです。
外国の映画やドラマの結婚式のシーンで、ジャズバンドが入っていたりしますよね。私も憧れたなぁ。
これからもっと、weddingでジャズが流れるというのは、増えるかもしれませんね。

そんなわけで、cafeは現在wedding一色。ドレスが飾られていたり、写真のパネルがあったり。
外苑前の駅には大きなポスターが張ってあって、
“Something Jazzy"の事も掲載されていました!嬉しい。
こういうのを見ると、まもなくだなぁと実感。頑張らねば。

Aoyama Wedding Town Conference presents
〜growna Winter Live2007〜
 “Something Jazzy”


◆3月9日(金) 小沼ようすけ(ギター) 荻原亮(ギター)
吉田智(ギター) With 伊藤大輔(ヴォーカル)
DJ 島田奈央子

open18時   start 19時  (2stage 入れ替えなし)
charge ¥2500 (ワンドリンク付き)

◆所在地/東京都港区北青山2−7−15 NTT青山ビル1F
◆アクセス/東京メトロ銀座線 外苑前駅 2番出口 左手すぐ
Cafe growna growna Tokyo
http://www.escorter.jp/growna/

お席は満席になっています。ご予約できなかった方
本当にゴメンなさい。
また出来るように頑張ります!

2007.3.3 sat


皆さん、スティービーワンダーの来日コンサートは行かれました?

東京では埼玉アリーナ。2日間あったんですけど、私は両日とも
仕事で行けなかったんです><。
前回の時は、東京そして大阪まで、わざわざ見にいったのに。。

その後、行かれた方のレポートを見て
『インナーヴィジョンズ』から多くやったとか、
“スティービーの声は全然衰えてなかった”など色んな感想を聞いて、
何度後悔したことか。
仕事入れるなってぇ!!!!!!!(自分で入れたんですけど^^;)

このズルズルとした引きずる思いを、更に深めるべく、
改めて彼のアルバムを聞き始めた、その矢先に。

六本木でシークレットライブをやるらしいよ!という情報が!
しかしその情報がかなり錯綜してて
「そのライブはレイ・チャールズらしい」とか。(亡くなってますからぁ><)
「またはレイ・チャールズに似た人」だとか。(は?)

とにかく現場に行ってみなきゃ、わからない状態。

会場は某会場(なんだそれは?)某アパレル会社のパーティで、お客さんもお洒落さんばかり。広さは300人くらい入る感じかな?
スタンディングで、最初はDJがかける音楽がかかってて、ちょっとクラブ状態。で、ファッションショーまで始まり。。

「本当にスティービーのライブなんてあるのかな?」と不安もよぎり始めた頃、
なんと会場の入り口からSPを連れて、スティービー様がご登場。
しかもこっちに向かって歩いてくるじゃあーりませんか。
わっ私の目の前に突然やってきたスティービー。大きい。想像よりかなり大きい。
なんと私が立っていた後ろの席がスティービーの待機席だったらしく、そこへドシっと腰をおろし、音楽に合わせいつもの首をうねるポーズ。
本物です!!
シャンペンを少し飲んでから、またも私の目の前を通りステージへ。
そして
<Over joyed>
<Happy Birthday>(アパレル会社の社長が誕生日だったらしく)
<マイシェリーアモール>
をピアノの弾き語りで3曲立て続けに歌ったのでした!

リハなしの、お酒飲み直後と思えない、
多くの人の心を動かす、最高の歌。


自分にとって最優先すべきものはここにあることを、
改めて強く思いました。


もちろん写真撮影は禁止だし、目の前にいても話かけることすら
出来なかった。
でも、本当の喜びは彼から素晴らしい歌を聞かせてもらった事にあるし、それ以上に何も求めてはいけない気がしました。
近づく事で、好きの度合いをはかれるものではないし。
私は彼の音楽をCDで聴いて、ライブを見て、そして今も変わらず歌い続けてくれるということだけで満足。

本当に感動でした。

当然写真がないので、アルバム『キーオブライフ』の中の
大好きな曲<summer soft>を聴いている
“私”をテーマに載せてみました。
なんか変?

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