(2007.3.14 wed )
まずは、お越し戴いた皆さん、 本当に有難うございました。 今回、イベントを発表してから5日で完売してしまうほどだったんですが、 それくらい早くから皆さん申し込んで下さって 当日も忘れずに来てくださって、本当に嬉しいです。 有難うございました。
この日はリハもこれまでよりも早めにスタート。 なぜなら、小沼ようすけさん、荻原亮さん、吉田智さんのギター3人での演奏も久々だったという事もあるし、 今回そこにヴォーカルの伊藤大輔さんも加わってのスペシャルユニットの結成、という大仕事があったので気合を入れて早目にしてみました。 それぞれの持ち味を生かしつつ、向かう方向はみな一緒で。それが自然な形で進んでいって・・・。 小沼さんと事前に打ち合わせをした時は、そんな話で盛り上がっていました。
実際にリハで一斉に3人のギターの音が鳴り始めると、本当に迫力があって、仲良く響く時もあれば、ぶつかる時もある感じで。 それはそうですよね、同じ楽器なんだもの。 でも、演奏している間に各自のポジションを見つけていって、 1曲仕上がる頃には、凄く綺麗なハーモニーになってる。 そして、どうしても整理が必要な時は、小沼さんが自然な感じで 誘導を。 1から作っていく面白さを間近で見て、ますます本番への期待が高まっていきました。 そして大輔君は相変わらず、美声を放ち、3人のギターに程よく滑らかにのっていく感じ。 これは前々から思っている事なんですけれど、大輔君のシルキーヴォイスはギターのあたたかい音色に本当によく合います。
そして今回の1番見せ所は、2ndにありました。
中盤。大輔君がそれぞれギタリストとデュオで歌うんですが、 それをノン・ストップで、つまりメドレーで魅せていくという。 これは今年1月に大輔君がNYに行って見てきたライブの中で ノン・ストップで曲を繋いでいく感じが多かったという話を聞いて、それを参考に今回のライブで反映させてみる事にしました。
で、まずは亮さんとのデュオで「I'm Beginning To See The Light」。そして後半になると智さんが入りエンディングを弾き、 そのまま智さんとのデュオ「Billie's Bounce〜Straight No Chaser」へ。 この曲で大輔君はスキャットをみせます。 そしてまたラストで小沼さんがアコースティックギターで入り、デュオで「My Romance」を。エンディングは2人のギターも入り、盛り上げていきます。 リハではさわりしか練習していなかったので、ほとんどがぶっつけ本番。なのに、最高の出来。凄い! 会場からも“おーっ”という驚きの声が聞こえました。
今回は難しいギター3人+ヴォーカル1人という編成で スリリングで面白いライブだったと思います。 Something Jazzyの“わかりやすさ”という意味では、これまでとはちょっと違う感じだったかもしれません。 でもジャズの自由さ、面白さみたいのは伝わったのではないかな、と思います。
このユニット、また出来るかなぁ。やり続けるともっともっと面白くなりそう。 そうそう、小沼さんも初のボイス・パーカッションを大輔君と デュオをやっていたし(笑)。
今後の期待を込めて。
<セットリスト>
1st 1 Oleo(ギタートリオ) 2 Affirmation(ギタートリオ) 3 Norwegian Wood(ギタートリオ) 4 'Round Midnight (ギター+ヴォーカル) 5 Orange Colored Sky (ギター+ヴォーカル) 6 I'm In The Mood For Love & Moody's Mood For Love (前半ギターのみ 後半ギター+ヴォーカル) 7 Caravan (ギター+ヴォーカル)
2nd 1 Freedom Jazz Dance (ギター&スキャット) 2 I'm Beginning To See The Light(荻原亮・大輔デュオ) 3 Billie's Bounce〜Straight No Chaser(吉田智・大輔デュオ) 4 My Romance(小沼ようすけ・大輔デュオ) 5 Donna Lee(ギタートリオ) 6 La Fiesta(ギタートリオ) 7 Lawns(ギタートリオ) 8 But Not For Me (ギター+ヴォーカル) 9 Wonderful Tonight(ギター+ヴォーカル)
〜encore〜 Spain (ギター+ヴォーカル)
写真が現在良いのがないので、リハの写真。 この後、ギター3人はもっと寄り添います(笑)・ これで我慢を〜。 いい写真入手したら、取替えます。
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