2009年03月
(2009.3.11 wed )


Something Jazzyというイベントをコレドで始めてから
まもなく1年が経とうとしています。

いつかどこかでこれまでの1年を振り返る日記を書きたいと思いますが、
スタートした4月は、春らしく、爽やかにボサノヴァ・シンガーの吉田慶子さんに出演して戴きました。

前から吉田さんをご存知の方も沢山いらっしゃったと思いますが、
ジャズファンの方やこういったスタイルのライブに初めて足を運ぶ方が多かったコレドでは、
彼女の登場はとても新鮮で、またその世界観に圧倒されて、その後も吉田さんのライブに行かれた方が多かったと聞きます。

私も何年か前に初めて吉田さんの歌を聞いた時に、
胸にくるものがあって、もの凄く素晴らしいミュージシャンを知ってしまった!という感激と、色んな人に知って欲しいなぁとすぐに思ったのです。
でもその時の私には成す術もなく。。。
でもこうして、イベントをするという機会を与えて戴いて、ご紹介できるのは大変嬉しいです。

そして続けていかれるのは、ミュージシャンと来てくださるお客様、手伝ってくださるスタッフの皆さんのお蔭だと
本当に思っています。。。

前置きがとても長くなってしまいましたが。。

そして、もう1人。。
私の中で、ずーーーーっとご紹介したいヴォーカリストがいました。

ハワイアン・シンガーの笛吹奈保子(ウスイナオコ)さんです。

遂にとっておきの笛吹さんを!!
3月のSomething Jazzyでご紹介できます!!

ジャズとは少し離れた世界。初めて歌を聴いた場所も周囲もハワイアン一色でした。
普段ジャズライブハウスばかり行く私にとって、かなり新鮮。でも不慣れな音楽に簡単に耳を傾けるほど柔軟でない私がそこにいました。

でも笛吹さんが声を出した瞬間。世界が変わりました。
声が伸びやかで、ぐっと胸を掴むものがあって、世界がどんどん広がっていきます。
本当に空から声が降りてくる感じです。

もう彼女の声の恋に落ちました。周りのお客さんも圧倒されまくりで。
しかも自由自在に表現する歌は、私にはジャズに聴こえます。

彼女はインタビューでも、
「自分の表現したいものは、ポップスでもあり、ジャズでもあり、ロックでもあり、ソウルでもあり、カントリーでもあり、
でも常にジャンル分けを求められてきた。でもハワイアンはその全ての要素が入っている。だから私はハワイアンを歌っているんです」と。。

そうなんです。ハワイアンはとても自由スタイル。
でもすぐにイメージするハワイアンって、きっとアレですよね?(笑)。

笛吹さんのハワイアンは、もっと自由で楽しい、そしてパワフルでもあり、オーガニックでもある。。
どんな枠にもおさまらないんです。

今回、笛吹さんにイベントをお願いする時、自分はジャズシンガーではない事をとても気にされていました。
私はSomething Jazzyでご紹介したいのは、まったくのジャズではないんですよ。。と話しました。

打ち合わせで色々お話しして、こんなのはどうですか?とかお互いアイディアを出し合いながら選曲したので、
前回の平井景スペシャルに続き、かなりいい感じです。

是非、生で笛吹奈保子さんの歌声を聴いて欲しいです。
プロデューサーの私が感動して泣いたらどうしようか、
今から心配です^^;

そして現在、読売新聞のサイトヨリモで笛吹さんと私のインタビューが掲載されています。
ヨリモさんHP
https://yorimo.yomiuri.co.jp/
インタビュー本文
http://yorimo.jp/csa/Yrm0402_C/1221731313924


■3/24(火)Something Jazzyは、ハワイアン・ジャジー♪

島田奈央子プロデュース
Something Jazzy at COREDO vol.11
〜ハワイアンとジャズが溶け合う、スペシャル・ナイト〜

春を迎える3月、SJでは一足早く夏気分、ハワイアン・ジャジーをお届けです。
ハワイアンを歌うシンガーとして活動し、 各方面から天使の声と評される注目の笛吹奈保子に ハワイを代表する楽器の、ウクレレ、スラックキー・ギター、
パーカッションという心躍る編成、美しいフラも参加。
心地よいハワイの風を感じながら、ジャズの曲やアレンジを取り入れた
オリジナルワールドを繰り広げ、オーガニックな雰囲気漂う
ハワイアンジャズナイトをお届けします!

◆日程  
2009年3月24日(火)

◆時間  Open/18:30 
1st LIVE/19:30ー
2nd LIVE/21:00ー

※途中休憩ありの2stage
※お席は予め主催側で配席させていただきますので、ご了承ください。

◆出演 
 
*笛吹奈保子(ヴォーカル&ウクレレ)

http://www.catv296.ne.jp/~naosound/

*鈴木祐輔(スラックキー・ギター)
http://yusukeguitar.blog67.fc2.com/

*柴田知佳(フラ)
http://halauopuaena.blog33.fc2.com/

*安井希久子(パーカッション)
http://www.h5.dion.ne.jp/~kikyy/

<スペシャル・ゲスト>

★shuntaro<FROM WAJARO> (ピアノ&キーボード)
http://wajaro.com/


*島田奈央子(ライター&DJ)
http://naoko-shimada.net/



◆場所  
東京・乃木坂 コレド・シアター
東京都港区赤坂9-6-41乃木坂ビルB1
03-3470-2252
http://www.tc-coredo.join-us.jp/

◆チャージ  
4000円(1ドリンク付き)
※追加のフード&ドリンクは1コイン(500円)でお楽しみいただけます。

     ご予約&お問い合わせ   
    info@naoko-shimada.net

(お名前と人数とご希望のチケットと
ご参加の方全員のフルネームをご明記の上お送りください)

限定プレミアムイベントです。
ご予約はお早めに!!

2009.3.8 sun


平井景スペシャル セットリスト 

<1st>

1 Desperado    (イーグルス)
2 Close To You  (バート・バカラック)
3 ロビンソン    (草野正宗 Fromスピッツ)
4 空        (オリジナル)
5 雨にぬれても   (バート・バカラック)
6 Tool Box    (オリジナル)

<2nd>

1 イパネマの娘    (アントニオ・カルロス・ジョビン)
2 LOVE ME TENDER (ELVIS PRESLEY/VERA MATSON)
3 Superstition (スティビー・ワンダー)
4 Over The Rainbow 〜 夜会(オリジナル)
5 夜空ノムコウ     (川村結花)
     
<アンコール> ロビンソン


ライブレポートの模様が読売新聞サイト、ヨリモにも掲載されています。
無料会員登録をしてログインをすれば見られるそうです。
http://yorimo.jp/csa/Yrm0402_C/1221729990051

2009.3.7 sat


時間がたってしまいましたが、2月のSomething Jazzyにお越し戴きました皆様!本当に有難うございました!

入れ替え制にも関わらず、どちらも満員御礼。
本当に窮屈なお席が多く、お詫びとともに皆様にご協力
戴いたことに感謝しております。

そして。。

2月のSJは、最近活動が著しいドラマーの平井景さんを中心としたスペシャルなバンド、
その名も!“平井景スペシャル”に出演して戴き、“無人島で聴きたい名曲”をテーマに
お届けしました。

冬に無人島なんて!?っていう声もありましたが、冬だからこそ
暖かい南の島へ逃避したいという気持ちもあるだろう、、
また平井さんが描く曲、そして演奏のイメージは自然の息吹が感じられる、という発想から、今回はこのテーマを選びました。

選曲も、平井さん自身に無人島というテーマから発想して戴いたり、読売新聞さんのサイト“ヨリモ”にインタビューで登場された際、
募集したアンケートの中からアイディアを戴いたりで、平井さんのオリジナル曲と混ざり合って、
かなりストーリー性の高い選曲になっていたと思います。

ちなみにオリジナル以外は
<ロビンソン><LOVE ME TENDER><CLOSE TO YOU><夜空のムコウ><OVER THE RAINBOW>。
洋邦問わず、誰もが知ってる名曲を新しい発想でアレンジされ、新鮮でお洒落でとにかく楽しい!
まさに
平井景・ワールドミュージック いや
平井景ワールド・ミュージックでした!!


そしてもちろん、今回の出演ミュージシャンそれぞれの奏でる音のスケールの大きさといったら。。。

チェリスト、柏木広樹さんの1音出しただけで広がっていく世界観。美しいだけでなく、熱いものを感じます。

噂で聴いていた、西直樹さんの説得力と表現力の凄すぎるピアノ。
リハから、その音の凄さに私はガーーンとやられました!アップライトピアノがグランド・ピアノのように聴こえる。。凄い!

秀景満でもお馴染み須藤さんは、分厚い音とグルーヴの心地良さ。音が本当に明るくて、平井さんの曲にしっくりとくる感じ。
相変わらず素晴らしいです。

色んな世界を取り込んだ自由かつ、大胆な演奏と美的感覚の優れたアレンジセンスを持った平井さんに今回も圧巻。。
メンバー皆さんを取り仕切りながら、ライブのストーリーを作り上げていく感じは、1ドラマーというよりは、舞台監督みたいで。。
ここ最近、多く活動されている“平井景スペシャル”が常に満席だという理由は、
1つ1つ大事に見せていこうという手作りな感覚と常に客観的に見れる姿勢なんだなと。
私にとっても刺激が大きいです。
またオリジナル曲も、どんどんイメージが広がる曲が多く、ジャズ
という括りだけではなくクラシック?カントリー?ハワイアン?
といいたくなるくらい、広がります。

そんな素晴らしい曲とアレンジを4人のスペシャルな演奏で。。。
1st,2ndともに会場はかなり盛り上がって大拍手でした。

そして今回のもう1つのお楽しみは、
ミクロネシアにある島、ジープ島の美しい写真を会場の皆さんにお楽しみ戴こうと、活躍中のカメラマン、宮地岩根さんから朝昼夕夜の移り変わる島や空、海の写真をお借りして、スライドでお届けしました。
休憩中以外にも、演奏曲<OVER THE RAINBOW>、オリジナル曲<空><夜会>に合わせてスライドを流したりという演出もしてみました。
曲と写真のコラボもいい雰囲気で、平井さんの曲とピッタリとはまっていました。

また是非平井景スペシャル、Something Jazzyに出演して戴きたいです。
セットリストは別日記をご覧くださいませ。

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