(2010.5.20 thu )
遅くなってしまいましたが、4月1日、エイプリールの日。
代官山にある「晴れたら空に豆まいて」という会場で、Something Jazzyの番外編的イベントが開催されました。
それぞれ独立したプロジェクトが個々にライブをしつつ、また曲によっては交わっていくという。 1つのステージで、何種類もの形態でライブが見れてしまうという、ありそうでなかなかない試み。
ヴォーカルの溝口恵美子さん、ピアニストの田中信正さんがeminobというユニットで。 ヴォーカルの伊藤大輔さんはソロとして。
そして、私はDJと進行?というポジションで、イベントは進められていきました。
あ。そうそう。
今回はVJも急きょ担当することになり、自分が撮った桜や風景写真を駆使して、DJのバックや大輔さんからeminobさんに転換する時のイメージムービーを作成しました。
いかがでしたか?
ここ最近、ムービー制作も楽しくなってきた私です。
ステージが始まる、いわゆる開場の合間は私のDJタイム。 自分で作った、桜のムービーをバックでのDJだったので、 春にちなんだ曲や、本で紹介している春らしい曲を出来るだけ 選んでかけてみました。 やっぱり春らしい曲って流れるような綺麗なフレーズの曲が多く、そうするとサンバやボサノヴァになってきますよね。
さぁいよいよ、ライブステージ。
まずはヴォーカル&ヴォイスの伊藤大輔さんから。
常に進化をし続けているソロパフォーマンス。 それは決して難しい方向へと進化していくのではなく、彼がやりたいと思っていた事が、きっと本人自身もより明確になってきて、それがリスナーにも伝わりやすくなってきた、そういう進化 なのかなという感じがします。
選曲もジャズというよりは、ポップスよりだったり、日本のスタンダードだったり。とても身近に感じます。 声をレコーダーで次々と重ねて、声だけで1曲その場で仕上げて いくことに、今回初めて聴いた方は驚いたことでしょう。
私も毎回ながら驚きます。
そしてソロステージの終盤。
しっとりと春の歌を歌いだすと、どこからか恵美子さんの声がそこに重なってきました。 スクリーンには先ほどの桜の映像が。 スクリーンがゆっくりと上がるとそこには着物姿の恵美子さん、そしてピアノの田中さんが登場。
まるで劇舞台のワンシーンを見ているような、ステージにいっきにひきこまれていきます。
emonobのステージが始まると、春にちなんだ有名曲を次々と披露。 恵美子さんのエモーショナルな歌と、なんともダイナミックな 田中さんのピアノが会場に広がっていきます。 昔から知ってる童謡も、恵美子さんの歌にかかれば全く違う世界に変わっていきます。
また、eminobのニューアルバムからの曲も。
そして終盤は、3人のコラボレーションで、熱く会場を盛り上げていきます。 「私がまだ歌ってはいけないんじゃないかと思って、ギリギリまで悩みました」 と恵美子さんがMCで語った、 マイケル・ジャクソンの<Heal The World>を二人で熱唱。 心をこめて歌う姿に、ジーンときました。
今回、初めてこういったイベントに来られたという方も多く、 通常のライブ形態との違いに戸惑いもありつつ、楽しんで戴けた様子。
また引き出しに物が増えたら、、是非。
お越し戴きました皆様。
本当に有難うございました。
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