column ～ by naoko shimada

2011年04月

”夜ジャズ”出演しました。有難うございました。

（2011.04.05）

3月26日、渋谷J'z　Bratで開催された
イベントの”夜ジャズ”にDJとしてゲスト出演しました。

震災後、初のイベントでどれだけのお客さんがくるのだろうか。。と正直思っていましたが、
溢れんばかりの人の多さに驚きました。
お越し戴きました皆さん、本当に有難うございました。

今回、このイベントは急遽ミュージックチャージを全て義援金にするという事、
また義援金BOXも置かれました。

後の報告で、義援金は39万3907円になり、全てを日本赤十字社にお渡ししたという領収書も添付メールで見せて戴きました。
ご協力戴いた皆様には深く感謝致します。
http://sunaga-t.com/2011/03/30/yorujazz_0326-2/

今回のイベントの主催者である、須永辰緒さんと共演させて戴くのは約9年ぶり。
（前回、共演させて戴いたのは渋谷のオルガンバーで、ジャムバンドをテーマにしたイベントでした）
DJの大先輩であり、私自身大変影響を受けています。

須永さんの事は皆さんご存じだと思いますが、レコード番長と呼ばれるくらい、
新旧洋邦問わず、ジャズを中心としたレコードにものすごく精通していて、私なんて本当に足元にも及ばないくらい凄い方。
共演するなんて、ガタガタふるえちゃいます。

ここ最近、私はCDにシフトしてしまっていたのですが、今回どうしても会場に温かい音を流したくて、久々にアナログを持っていくことにしました。
CDと半々でしたが、私自身も懐かしいデオダードやリカルド・マレーロ、デューク・ピアソンなどをレコードで。。

久々なので、アナログになるとちょっとミスもありましたが（スミマセン）、やっぱりアナログは音で癒されるなぁと改めて感動。
この日以降、家にあるレコードを少しずつですが聴き直しています。

それにしても、須永さんのDJはやっぱり素晴らしかったなぁ。
BGMのように心地よく流れる中にも、要所要所キックになるような曲で押さえてるっていうか。記憶にその曲が自然に刷り込まれるんですよね。
そして、なによりも…
本当に音楽が好きなのが、ずんずんと伝わってくる感じで。

ピンクボンゴと矢野沙織さんのライブも、
面白いし、かっこいいしで、お客さんを圧倒させてましたね。
矢野さんも歌うんですね。歌声も可愛くて、女の私もキュンときました。

その後のアキコ・グレースさんのライブも素晴らしかった。
アーティスティックな世界観がありつつ、寄り添ってくれる感じ。クールだけど温かいみたいな。
その調和がとても心地よくて。
彼女が今伝えたいというオリジナル曲
「祈り」に胸が熱くなりました。

震災後、とても当分は音楽聴けないかもって思ってたものが
少しずつ解凍してきています。
このイベントがきっかけでアナログを聞きなおす事が出来たこと、とても感謝しています。

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