2015年02月
『春色ジャズ』
(2015.02.18)




18日に日本コロムビアより発売しましたコンピレーションアルバム『春色ジャズ』のライナー、曲解説を書いています。文末には写真付のプロフィールまで掲載戴きました。
春を先取りできる、素敵なジャズの曲がいっぱい収録されているコンピです。
お楽しみ下さい。。
【収録曲目&アーティスト】
01. ジョイ・スプリング
★ザ・クインテット・フィーチャリング・ライアン・カイザー&アンディ・スニッツアー
02. フェリシダージ
★グラント・スチュワート(テナー・サックス)
03. ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング
★ザ・ドラモンズ(ピアノ・トリオ)
04. 春の如く
★ザ・ドラモンズ
05. 三月の雨
★chie(ヴォーカル)
06. 恋をしましょう
★ケヴィン・レトー(ヴォーカル)
07. パリの空の下
★トリオ・モンマルトル
08. マルゴーのワルツ
★寺井尚子(ヴァイオリン)
09. スプリング・イズ・ヒア
★ウィリー・ピキンズ・トリオ
10. クロス・トゥー・ユー
★chie
11. ゼア・マスト・ビー・アン・エンジェル
★川崎燎(ギター)
12. ミスティーク・ジムノペディ
★寺井尚子
13. 四月の思い出
★アルトゥーロ・オファリル(ピアノ)

Pascal Schmacher
(2015.02.17)



東京・丸の内コットンクラブで行われた、ルクセンブルク出身のヴィブラフォン奏者、パスカル・シューマッハのライブを見てきました。
ルクセンブルクってどこにあるのかご存知ですか?
西ヨーロッパにある大公国で、ベルギー、ドイツ、フランスに囲まれた場所にあり、神奈川県くらいの大きさなんですって。。なるほど、初めて知りました。。。

会場にいらした先輩ライターの杉田宏樹さんにもバッタリ(最近、全てのライブ会場でお会いします)。杉田さん曰く、最近ヨーロッパにある、こういう小さな国のジャズがとても活発で、そういう意味で彼は注目すべきアーティストの1人なのだそうです。
私も勉強になります。。
そして、実は今回のライブも、同世代の音楽ライターさんでこのライブを企画、コーディネートされている松永誠一郎さんからのお誘いで行ってまいりました。


とても叙情的で、ヨーロッパの風景を感じながら聴く音楽。奏でるメロディもアレンジも美しく、また曲の後半は情熱的になったり、異国らしいちょっと不思議なメロデイもあったりして、最後まで聴き逃せない作品ばかり。全体的には私好みのサウンドでした。日本にも長期滞在したことがあるそうで、今回の新作のテーマは「伝統的な日本と現代的な日本の印象」だとか。坂本龍一の「メリークリスマス Mrローレンス」のカヴァーを始め、新作からたくさん演奏してくれました。
そしてその新作にはホーンセクションも入っているという事で、このライブのホーンセクションは、日本のミュージシャンがゲスト参加。トランペット、サックス、フルートでした。
フルートには、信州ジャズでもお世話になっている、坂上領さんも出演。始まる前から楽しみでいっぱいでした。

パスカルさんが作る作品は、色んな国の音楽の系譜をもったものが多く、展開がとても新鮮。和というニュアンスを入れるのに、坂上さんの和を思わせるフルートはもう完全にはまっていました。まさかのリコーダーまで飛び出し、ルクセンブルクジャズとアンサンブル。さすがです。
ヴィブラフォンがリーダーのライブは今月2回目。温かい音色に癒されてます。
終演後は、坂上領さん、平井景さん、信州ジャズチームで記念写真。
いつものメンバー、なんか、やっぱり落ち着きますね。

この後のパスカルさんのライブは、2月19日(木)モーションブルー横浜です。
ご興味のある方は是非。
<パスカル・シューマッハ>
Pascal Schmacher(Vib)
Franz Von(Pf)
Pol Belardi(B)
Jens Duppe(Ds)

類家心平(Tp)
西口明宏(Sax)
坂上領(Fl)

電子書籍「JAZZYカフェ2 いつでもどこでもジャズ時間」。
(2015.02.12)


日経新聞のwebサイトで連載していた私のコラム「Jazzyカフェ」の後半が、電子書籍第2弾として、今日から発売になりました。

電子書籍「JAZZYカフェ2 いつでもどこでもジャズ時間」。
https://eb.store.nikkei.com/asp/ShowItemDetailStart.do?itemId=D1-00238260B0

改めて読み返すと、こんなに書いていたんだ!と思うくらいのボリュームです。
是非、ご愛読ください。


ご紹介しているのは、

【第一章】「違い」が分かるジャズ ビル・エヴァンスの場合
●ビル・エヴァンス「ワルツ・フォー・デビー」
●ビル・エヴァンス「ポートレイト・イン・ジャズ」
●トニー・ベネット&ビル・エヴァンス「トニー・ベネット&ビル・エヴァンス」


【第二章】記憶に残るジャズと映画 銀幕を彩った名曲
●「五線譜のラブレター DE-LOVELY Soundtrack」
●マイルス・デイビス「死刑台のエレベーター」
●パット・メセニー「ア・マップ・オブ・ザ・ワールド/サウンドトラック」


【第三章】自分で奏でるジャズ サックス、ピアノに歌もあり
●クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ「スタディ・イン・ブラウン」
●スティーヴ・タイレル「ディス・ガイズ・イン・ラブ」
●アン・サリー「ムーン・ダンス」


【第四章】旅にジャズ、風景と音が紡ぐ贅沢なゆとり
●キース・ジャレット「マイ・ソング」
●ノラ・ジョーンズ「フィールズ・ライク・ホーム」
●伊佐津さゆり「Gift」


【第五章】ジャズをいい音で クリスマスの響きも心地よく
●ナット・キング・コール「メリー・クリスマス」
●リザ・ヴァーラント「ホーム・フォー・クリスマス」
●エディ・ヒギンズ・トリオ「クリスマス・ソングス」


【第六章】ジャズで年越し 定番、新顔、意外なビッグネームも
●マルコス・ヴァ―リ&ステイシー・ケント「マルコス・ヴァ―リ&ステイシー・ケント・ライブ〜マルコス・ヴァ―リ・デビュー50周年記念」
●ジョン・コルトレーン「バラード」
●ものんくる「南へ」

【付録】 お薦めアルバムの総まとめ 


日経ストアのご利用は「簡単ガイド」をご覧ください。
<日経ストア 簡単ガイド>
http://eb.store.nikkei.com/contents/StaticPage.do?html=special110


(日経ID登録→日経ストア利用登録→アプリのインストール→本の購入→アプリで本を読む)

※ 下記のエッセイはこれまで無料で読むことが出来ましたが、電子書籍にともない無料では読めなくなりました。

「STEPS AHEAD」
(2015.02.10)


ヴィブラフォン奏者、マイク・マイニエリ率いる、スーパー・ユニット「STEPS AHEAD」を見てきました。
スぺシャルメンバー集結ですからね!これは、また当分、見られないでしょう。。
という事で、予定を変更し、行ってまいりました。

この「STEPS AHEAD」は30年以上も続いていて、これまでもスティーヴ・ガッドやマイケル・ブレッカーも参加している、凄腕揃いで聴きどころ満載&洒落たサウンドで聞き惚れちゃう、とにかくクールなユニット。


今回は、ピアニスト、イリアーヌとマーク・ジョンソン夫妻、ドラムのピーター・アスキンも参加ですからね。見る前から興奮ぎみです。

音と音の隙間もじっくりと聴かせる大人の音楽。でも熱いんですよ。
そしてどこか上品。
個々の熟成された音が集まって、旨みがじわじわ出てくる感じです。

マニアックそうだけど、そうでもなく、曲もとても聴きやすい。。クロスオーバー好きにはたまりません。

11日までブルーノート東京で公演してますので、気になる方は是非!
「STEPS AHEAD」
マイク・マイニエリ、イリアーヌ・イリアス、マーク・ジョンソン、
ボブ・シェパード、ピーター・アスキン

(2015.02.03)


お申し込み戴いた私の著書「Something Jazzy 女子ジャズスタイルブック(10曲入りのCD付)」の第2弾の発送準備をしています。お申し込み戴きました皆様、本当に有難うございました。
最終的にお申し込み戴いたのは、約100冊近く。廃本になる前に救って戴きました。
もうすぐ皆様のお手元に届くと思います。
どうぞ楽しみにしていてください。


また、自分でもほんの数冊、買い溜めました。お申し込みは過ぎてしまいましたが、私の手元にストックあるほんの数冊のお申し込みは、大丈夫です。
もし宜しかったら、、、。(サイン&特典付です)
http://something-jazzy.net/reservation/sales.html

本当に有難うございました。

また1つ。感謝します。
(2015.02.01)


沢山のバースディコメント、メッセージ、本当に有難うございます。戴いたメッセージを1通1通読ませて戴き、嬉しさを噛み締めています。   
皆さまの温かいお心遣い、心から感謝しております。             

今日から、また気持ちを引き締めて、NEW島田奈央子で(笑)、頑張りたいと思います。また皆さまと直接お会いできる機会がありますように。。


本当に有難うございました!

島田奈央子 2015年2月1日 

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