“信州ジャズ”信州ツアー最終日、善光寺御開帳2015〜
(2015.05.07)
“信州ジャズ”信州ツアー最終日(4日)は、善光寺御開帳2015〜でした。 「善光寺」がツアー最終地というのも、不思議なご縁を感じます。
この日の天気予報は、ずっと雨。今にも泣き出しそうな雲がありましたが、会場の上の空には、時折雲間から陽が射し、大きな虹を見る事も出来ました。
この日はとにかく、七年一度の御開帳という事で、周辺は溢れんばかりの人だかり。参道の麓にある今夜の「瑠璃色ステージ」も日が暮れるにつれ、沢山の人が集まってきました。 屋台もあるので、食べたり、飲んだり、皆さん 野外イベントならではの楽しさを満喫されていました。
信州ジャズは、この日のステージの最終出演。ベーシストは、長野で活躍されている中島仁さんでした。 出演者が次々と入れ替わる野外のイベントで、サウンドチェックもあまりできない状態なので、ライブ直前、ステージ外で見守っている私は正直ドキドキ。この3日間のコンサートで1番緊張した瞬間でした。
でも、メンバーの皆さんは、その場の空気を汲みつつ、最良な状態に持っていき、会場を、風景の見える音楽、信州ジャズの色に染めていました。
通りがかりの方も多かったと思いますが、きっと心の中に、強く印象を残す事ができたかと思います。
特に「Field」という曲は、信州の風に触れて流れると特別感が増しますね。 ベースの中島さんは、今回初参加でいらっしゃいますが、信州の景色感を思わせる美しいソロで、さらに曲の世界を広げていきました。 坂上領さんのフルートはやはりこの和の雰囲気にピッタリでしたし、平井景さんのドラムは、龍が現われるようなエネルギーを感じました。 伊佐津さんも、いつも以上に活き活きと輝いていましたね。
私自身は、スタートから暫くして、緊張もほぐれて、信州の空気と音楽を満喫しながら、野外ライブを楽しみました。本当に幸せな3日間でした。 お越し下さった皆様。本当に有難うございました。
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